アッロドーラとゆめ
ここをクリックすると、アッロドーラへ
交換日記
「きゅうりちゃんの夢をみたんだけれど、言ってもいいけど、絶対おこらない?」
「どんなはなしよ」きゅうりちゃんは山末先生と交換日記しているの。
ある日、先生が日記に書いてきたの。
「飼育している動物のえさ代がなくなりました。1万円貸してください」
きゅうりちゃんは低木君とも交換日記をはじめたの。
「低木君、1万円貸してください。絶対返すから」
次の日、先生と低木君が廊下でぶつかって、ふたりの日記帳が廊下のうえにひろがったの。
ふたりはお互い読み比べて、おこってきゅうりちゃんのところにきました。
「こんなこと日記に書いて!」
「1万円かえしてくれよ!」
「きゅうりちゃん、おこらないって言ったのに、なんでこんな夢みるの!って、ぷんぷんおこったの」
(そりゃ、おこるよ)
塾のおべんとう
はーちゃんがみた夢のはなしをしてくれました。
塾にいったら、ドーラちゃんがおべんとうを詰めているの。
「どうしておべんとう詰めてるの?勉強にいかないの?」
「今日はおべんとうを詰めるためにきているの」
「はーちゃんもてつだってあげようか」
「それはいけません」とアカンベ先生が急にあらわれていいます。
「ドーラさんは、それでお駄賃をもらっているのです」
ドーラちゃんは、先生からちくわを食べさせてもらいました。
おべんとうを詰め終わったら、「今日はこれのために来ただけだから。」
ドーラちゃんはかえってしまいました。
あとから、塾のマークのついたおべんとう箱にはいった夜食がでたら、 その中はちくわがいっぱいはいっていました。
「はーちゃん、ひどい」
立場がかわると、今度はおこるドーラ。
(でも、どうしてちくわがドーラの好みとわかったんでしょうね)
未来を作ろう
私は未来には平等な世の中であってほしいと思います。社会の勉強で、女の人や障害の ある人がたくさん働き始めていることを知りました。でもたくさんの問題があり、男と女 とで差をつけられてしまうことも、女の人がいやなことをされていることなどもニュースで、 よく聞きます。子供のゆめ−21世紀☆
昔なら弱い立場にあった人でも、かたを並べて働くことができるような世の中になって ほしいと思いました。けれどその世の中を作るのは私達。未来が来れば何とかなる、 そう 思っている人もけっこういると思うけれど。
新しい未来を作っていく私達だからこそ、今までの人達ができなかったことができると いいな。小さな子供がいる人のためにしせつを作ったり、どんな人達でも平等に働ける社 会を作るとか。未来は待つことではなくて、自分達で作っていくもんだなあと思いました。
ということで、2000年秋、お褒めの賞をいただきました。
ここをクリックすると、ページトップへ戻る
ここをクリックすると、アッロドーラへ