小浜・湖北への旅

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 娘が高校に上がったのでクラブ活動もあり、連休はなかなか家族の予定がそろいません。 今年は日帰りの旅行に行きました。

 神戸から舞鶴若狭自動車道を走ってわずか2時間弱。もう小浜に着きました。便利になったものです。 そのまま街を通り抜けて北郊の羽賀寺を訪れました。

 田んぼと山に挟まれた羽賀寺についてすぐ、駐車場でキビタキを見ました。自然の豊かなところです。
 ここの十一面観音は秘仏として保存されてきたため衣装の彩色がきれいに残っていました。 素朴な感じのする観音様でした。

 そのまま小浜の他のお寺を回るつもりでしたが、急転、湖北高月町の渡岸寺(向源寺)の十一面観音を見に行くことにしました。
 上中町から鯖街道を辿って近江今津へ、そこから海津、塩津、木の本を経て高月まで。 ここも国道がよく整備されていて、1時間半で着きました。

 渡岸寺の十一面観音はそれぞれの表情がしっかりついており、面の取り付き方も工夫があります。 また耳飾や重心をかけひねった腰つきなど技巧が尽くされています。

(羽賀寺)

羽賀寺      
彩色がきれいに残った十一面観音様がありました

(渡岸寺)

渡岸寺      
細腰のひねり 観音面の並び その表情と技巧を凝らした観音様

 帰り道に高島市新旭の水郷を訪れました。NHK『映像詩 里山 命めぐる水辺』で紹介されたところです。 今も生活に結びついた水辺、生水(しょうず)。 安曇川の伏流水の豊富な流れの中に、バイカモの白い花が揺れていました。

(針江の水路)

湖北高島には水の豊かな水郷がありました

(梅花藻)

きれいな水の中には白い小さなバイカモの花がありました

 NHKホームページを検索しても情報は僅か。 ほとんど行き当たりばったりに新旭を訪れたところ、集落の中の水路を清冽な水が流れています。
「ここだ」ときょろきょろしていたら、通りかかった奥さんが
「舞台はここじゃなくて隣の地区。でもこのあたりも各戸に湧き水が出るようにしている」 と、冷たい水に触れさせてもらいました。


 

 昼ごはんを摂れるところを探して湖畔の道を走っていると、海津の町に上品な料理店がありました。
 時間もゆっくりかけて、ちょっと贅沢な昼ごはんになりました。

(先付け)

先付けしはしじみや蛍烏賊、ジュンサイ
このあと、刺身が出ました

(焼き物)

焼き物は鰆の味噌漬け
続いて、湯葉、筍、里芋の煮物

(南蛮)

ワカサギの南蛮とクラゲ
 

(蒸し物)

小芋のくず寄せ
最後に玄米ご飯をいただきました

(デザート)

豆乳イチゴ
 

(抹茶)

最後に抹茶をいただきました
 


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