ウズラマメ栽培記
八十八夜も過ぎたある日、ウズラマメを蒔きました。
昨年初秋、イタリア産ウズラマメが3粒発芽してモヤシになりかけたので、
プランターに蒔いたところ残暑もあってか良く育って豊作になりました。
予想外の収穫物を実家の母と半分分けにしました。
昨年とれた豆 |
収穫したウズラマメの莢 |
豆の芽が出ました。つぎつぎに出てきます。
16粒蒔いたのですが、もう15の芽が見えています。
プランターに豆が芽を出しました。 |
豆の芽のアップです。 |
全部の豆が芽を出しました。太くて大きな苗になっています。
プランター一つに16本はいかにも狭いので、植えなおしました。かなり広く掘ったつもりが、それ以上に白く太い根が伸びていました。
伸びていない芽を残しました。 |
本葉の出た苗を移植しました |
雌竹とキュウリネットを買ってきて支柱を立てました。
結構難しい。
天気が悪い日が続き、支柱が風で傾いたので補強しました。支柱とネットは見えてますか。
苗はかなり伸びて、早いものでは4対目の本葉が出ています。ちなみにこのウズラマメは対生です。
「カメムシが卵を産んでるよ」嫁さんが目ざとく見つけました。
ウェブで調べると、クサギカメムシという種類です。冬を越した成虫が今頃卵を産む場所を探しているようです。
桐の木や豆類に産み付けるそうです。ベランダに豆の苗を見つけたクサギカメムシのお母さんも目ざといことです。
出たばかりの葉にカメムシ! |
クサギカメムシの産卵 |
急に背が伸びました。高いものは80cmもあるでしょうか。
花芽らしいものも出てきました。
随分伸びました |
花芽がつきました |
つぼみが膨らんでとうとう花が咲きました。
豆のつるは、伸びたものでは5対ないし6対の葉が出ました。花芽が出たところでつるは成長を止めました。
花が咲きました |
豆の花 |
花は順調に次々と咲いていきます。しぼんだ花のあとには小さな豆の莢がつきました。
種を分けた母のところでも莢が大きくなってきたそうです。母はもう、サヤインゲンのように食べたと言っています。
花はつぎつぎ咲きます |
豆の莢が5cm位に伸びてきました。 |
豆の莢は大きく育ち赤く色づいてきました。
夏至も過ぎ豆の花はもう開かなくなりました。あとは豆の成長を待つだけ。
豆はすっかり大きくなりました |
豆の莢も赤く色づいてきました |
豆の莢は、もう充分大きくなり赤い模様もはっきりつきました。
莢の数も30ほどぶら下がっています。
ところが、莢を少しつまんでみたら、実のはいっていないものがあります。
梅雨に入って、花がつかなくなり小さな莢も黄色くなって落ちていきましたが、ここに来て日照不足からか、葉も黄変しかけています。
莢を開けてみると豆が無い!なんてことを心配しています。
葉の勢いが落ちています。水不足でしょうか。 |
赤く色づく莢の上にしぼんでしまった莢が見えます。 |
乾燥がすすんできた豆の莢も出てきました。
そろそろ収穫時期のようです。
赤くなった莢も、乾燥が進んで紫色のも、一斉に取り入れました。
莢は全部で65個。5粒平均で豆が入っていたら325粒はあることになります。もとが16粒ですから約20倍の収穫!
どうして食べようかな。
収穫する前の豆。 |
日を十分受けると赤く色づき、 |
今日の収穫。(あと少し枝に残しています) |
収穫した豆で作ったミネストローネスープ。 |
残した豆に黴が生えてきました。慌てて莢を割るともやしになりかけている豆が4粒ありました。
一日水に漬けていると根毛を伸ばしだしたので、植えてやると早速芽をだしました。このまま育つかな?
一週間たちましたが、新しい芽は力なく、あまり伸びていません。もう一本発芽しかけましたが根ぐされしました。
今の時期は、豆には暑すぎるのでしょうか?
豆を取り入れた元の木には、また花が咲き、ちいさな莢ができました。
夏の間も細々と莢をつけてきた豆のプランターに、きのこが傘を開きました。
たった一夜の出来事でした。
キノコの傘が2つ並びました。 |
根元には小さなきのこがついています。 |
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